特別展「法然と極楽浄土」

美術館・博物館

  • 特別展「法然と極楽浄土」 国宝 阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎) 鎌倉時代・14世紀 京都・知恩院蔵 ※後期展示
平安時代末期、繰り返される内乱や災害・疫病の頻発によって世は乱れ、人々は疲弊していました。承安5年(1175)、法然は阿弥陀仏の名号を称えることによって誰もが等しく阿弥陀仏に救われ、極楽浄土に往生すると説き、浄土宗を開きました。その教えは、貴族から庶民まで多くの人々に支持され、現代に至るまで連綿と受け継がれています。本展は、浄土宗開宗850年を迎えることを機に、法然による浄土宗の立教開宗から、弟子たちによる諸派の創設と協議の確立、徳川将軍家の帰依によって大きく発展を遂げるまでの浄土宗850年に及ぶ歴史を全国の浄土宗諸寺院などが所蔵する国宝、重要文化財を含む貴重な名宝によって辿ります。本展は東京・京都・福岡と全国3会場を巡回しますが、各会場の地域的特色も踏まえて構成されます。京都会場では、国宝6件、重要文化財66件を含む総数156件と3会場の中で最多の出品数で、そのなかでも京都会場だけで展示される作品は42件と充実の内容でお届けします。
日程
2024年10月8日(火)~12 月1日(日)
前期:10月8日(火)~11月4 日(月・振休)
後期:11月6日(水)~12月1日(日)
9:30~17:30(受付終了17:00)※金曜日は~20:00(受付終了19:30)
※会期中、一部の作品は展示替えを行います
料金
1,800円
場所
京都国立博物館 平成知新館
電話
075-525-2473(テレホンサービス)
休館日
月曜日(祝・休日の場合は翌日)

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